バナーデザインのトレンド|広告バナー2.7万件の集計で見る形・色・文字量・雰囲気
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バナーデザインの傾向を、弊社が運営するバナーアーカイブに掲載している、Instagram・X・LINE・Metaの広告バナー27,310件(2026年10月28日時点)の集計で紹介します。形・メインカラー・文字量・人物と素材・雰囲気の5つを、媒体ごとの違いも含めて数字で並べました。
流行を追う前に、いま配信されている広告バナーで多い型を知っておくと、自社のバナーをどこまで定番に寄せ、どこで変えるかを決めやすくなります。
流行を追う前に、いま配信されている広告バナーで多い型を知っておくと、自社のバナーをどこまで定番に寄せ、どこで変えるかを決めやすくなります。
目次
集計の対象と見方
集計に使ったのは、バナーアーカイブに掲載している広告バナーです。件数は、バナーアーカイブの絞り込み(形・メインカラー・文字量・人物の有無・構成要素・イメージ)で出る検索結果の件数をそのまま使っています。
- 対象:Instagram・X・LINE・Metaの広告バナー27,310件(2026年10月28日時点)
- 形・メインカラー・文字量・人物の有無は、1枚につき1つに分類
- 構成要素(写真・イラスト・文字のみ)と雰囲気(イメージ)は、1枚に複数付くことがあるため、合計は100%になりません
- ある時点の件数を集計したもので、年ごとの増え方を比べたものではありません
形:4枚に3枚が正方形、Metaは縦長が4分の1
全体では正方形が20,470件(75.0%)、縦長が4,214件(15.4%)、横長が2,626件(9.6%)でした。媒体ごとに分けると、次のとおりです。
どの媒体でも、まず正方形を作るのが基本です。そのうえで、Metaはストーリーズやリールに出す縦長、LINEとXは横長も用意しておくと、配信面に合わない画像を使い回さずに済みます。媒体ごとのサイズはバナーサイズ一覧、Metaの配置ごとの比率はMeta広告の画像サイズにまとめています。
| 媒体 | 正方形 | 縦長 | 横長 |
|---|---|---|---|
| 6,012件(90.2%) | 561件(8.4%) | 91件(1.4%) | |
| X | 6,386件(75.6%) | 620件(7.3%) | 1,444件(17.1%) |
| LINE | 749件(56.0%) | 1件(0.1%) | 587件(43.9%) |
| Meta | 7,693件(68.8%) | 2,999件(26.8%) | 486件(4.3%) |
色:メインカラーは青が3割
メインカラー(いちばん面積の大きい色)の上位は、次のとおりです(合計27,364件)。
ブルーは2位のレッドの3倍以上あり、ほかの色を大きく引き離しています。同じ配信面に青いバナーが並ぶことが多いということです。
弊社では、色はリンク先のLPのトンマナ、ロゴ、お客様からいただいた素材をもとに決めています。ブランドカラーが青の場合は青のままにして、ボタンや数字など目に留めたい部分のアクセントカラーで差をつけます。色の決め方はバナーの配色の決め方で詳しく紹介しています。
| メインカラー | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| ブルー | 8,520件 | 31.1% |
| レッド | 2,652件 | 9.7% |
| グリーン | 2,549件 | 9.3% |
| ピンク | 2,252件 | 8.2% |
| ホワイト | 2,124件 | 7.8% |
| ブラック | 2,099件 | 7.7% |
| イエロー | 1,748件 | 6.4% |
弊社では、色はリンク先のLPのトンマナ、ロゴ、お客様からいただいた素材をもとに決めています。ブランドカラーが青の場合は青のままにして、ボタンや数字など目に留めたい部分のアクセントカラーで差をつけます。色の決め方はバナーの配色の決め方で詳しく紹介しています。
文字量:半分以上が「普通」、多いのは3分の1
文字量は、全体で「多い」が9,529件(35.1%)、「普通」が14,566件(53.6%)、「少ない」が3,064件(11.3%)でした。媒体ごとの割合は次のとおりです。
文字の少ないバナーは全体の1割ほどで、多くの広告は「キャッチコピー+補足+ボタン」程度の文字を入れています。LINEは「多い」が少なく、ほかの媒体より文字を絞る傾向が見られます。
弊社では、1000×1000pxで作る場合、いちばん小さい文字でも36pxくらいを目安にしています。文字を増やすより、読ませたい1行を大きくするほうが伝わります。コピーの短くし方はバナーのキャッチコピーの作り方にまとめています。
| 媒体 | 多い | 普通 | 少ない |
|---|---|---|---|
| 35.1% | 55.8% | 9.1% | |
| X | 35.2% | 55.7% | 9.0% |
| LINE | 23.3% | 64.8% | 11.8% |
| Meta | 34.2% | 51.4% | 14.4% |
弊社では、1000×1000pxで作る場合、いちばん小さい文字でも36pxくらいを目安にしています。文字を増やすより、読ませたい1行を大きくするほうが伝わります。コピーの短くし方はバナーのキャッチコピーの作り方にまとめています。
人物と素材:写真が7割、人物ありは3分の1
構成要素は写真が19,417件(71.1%)、イラストが6,975件(25.5%)、文字のみが1,459件(5.3%)でした。人物が写っているバナーは9,245件で、人物の有無が分かる27,208件の34.0%です。
Metaは人物ありが4割を超え、文字のみのバナーはほとんどありません。Xは人物ありが少なく、イラストの割合がもっとも高い媒体です。同じ商品でも、Metaでは人物写真、Xではイラストや図解というように、媒体ごとに素材を変えて作られていることが分かります。
| 媒体 | 人物あり | 写真 | イラスト | 文字のみ |
|---|---|---|---|---|
| 32.6% | 72.3% | 22.7% | 9.2% | |
| X | 26.0% | 68.4% | 27.1% | 7.2% |
| LINE | 35.8% | 73.4% | 22.8% | 6.4% |
| Meta | 41.1% | 72.7% | 25.8% | 1.7% |
雰囲気:「信頼性」「シンプル」が4割を超える
バナーアーカイブの「イメージ」で分けた件数です。1枚に複数のイメージが付くため、割合は27,310件に対する比率です。
広告バナーの多くは、情報を整理して落ち着いて見せる作りです。一方、レトロ・サイバーネオン・和風・タイポグラフィは2%前後と少なく、配信面に並んだときにほかと違って見えます。ただし、商品やLPのトンマナと合っていなければ、目立っても内容が伝わりません。雰囲気を変えるときは、LPとそろえることが前提です。
| イメージ | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 信頼性 | 12,263件 | 44.9% |
| シンプル | 12,146件 | 44.5% |
| クール&モダン | 8,421件 | 30.8% |
| フレッシュ | 8,253件 | 30.2% |
| エネルギッシュ | 7,359件 | 26.9% |
| カジュアル | 6,915件 | 25.3% |
| キュート&ポップ | 6,627件 | 24.3% |
| 健康・リラックス | 3,211件 | 11.8% |
| カフェ&ナチュラル | 3,083件 | 11.3% |
| ダイナミック | 2,624件 | 9.6% |
| 派手 | 1,003件 | 3.7% |
| タイポグラフィ | 733件 | 2.7% |
| 和風 | 694件 | 2.5% |
| ミステリアス | 536件 | 2.0% |
| サイバーネオン | 416件 | 1.5% |
| レトロ | 367件 | 1.3% |
傾向を自社のバナーに使う手順
- バナーアーカイブで、自社の業種と配信する媒体に絞って一覧を見る
- 多い形・文字量・素材を基準にして1枚目を作る
- 色・素材・雰囲気のうち、変える要素を1つだけ決めて2枚目を作る
- 2枚を同じ条件で配信し、数字で比べる(バナーのABテストのやり方)
集計のとおり、いま配信されている広告バナーは「正方形・写真・文字量は普通・青系・信頼感のある雰囲気」が中心です。Metaは縦長と人物、LINEとXは横長、Xはイラストが多いなど、媒体ごとの違いもあります。まず定番に沿って作り、変える1か所を決めて比べてみてください。
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この記事を書いたライター

※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ
調査期間:2020年8月7日~12日
調査方法:インターネット調査
調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名














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