Retina対応のバナー画像|2倍で書き出すべき場面と、容量を増やさない方法
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iPhoneなどの高解像度の画面(Retinaディスプレイ)では、表示サイズと同じ大きさの画像だとバナーがぼやけて見えることがあります。2倍の大きさで書き出すべき場面と、そうでない場面の見分け方、画像の容量を増やさないための形式の選び方や圧縮の方法まで、バナー制作会社が解説します。
目次
Retina(高解像度)ディスプレイとは
Retinaは、Appleが高解像度のディスプレイにつけている呼び名です。こうした画面では、Webページの「1ピクセル」を、実際には2つ分や3つ分の細かい点で表示しています。この比率は「デバイスピクセル比」と呼ばれます(参考:MDN「Window: devicePixelRatio プロパティ」)。
そのため、表示サイズと同じ大きさで作った画像を高解像度の画面で見ると、引き伸ばされた状態になり、文字や線がぼやけて見えることがあります。
そのため、表示サイズと同じ大きさで作った画像を高解像度の画面で見ると、引き伸ばされた状態になり、文字や線がぼやけて見えることがあります。
2倍画像とは、使うべき場面
2倍画像とは、表示したい大きさの縦横2倍のピクセル数で作った画像です。たとえば300×250の枠に表示するバナーなら、600×500で作って、300×250の大きさで表示させます。高解像度の画面でも、細かい点まできれいに表示されます。
ただし、すべてを2倍にすればよいわけではありません。置く場所によって考え方が変わります。
広告の推奨サイズはバナーのリサイズ(サイズ変更)のやり方で一覧にしています。
ただし、すべてを2倍にすればよいわけではありません。置く場所によって考え方が変わります。
| 置く場所 | 考え方 |
|---|---|
| 自社サイト | 2倍で書き出すのがおすすめ。ただし容量が増えるので、圧縮や形式の工夫とセットで行う |
| 広告媒体 | 媒体の推奨サイズに合わせる。Googleのレスポンシブ ディスプレイ広告(1200×628など)のように、もともと大きめのサイズが推奨されている媒体も多い |
| 文字が多い | 文字や細い線はぼやけが目立つので、2倍にする効果が大きい |
| 写真だけ | 写真は多少ぼやけても目立ちにくいので、容量とのバランスで決める |
容量を増やさないための方法
2倍にすると、画像のピクセル数は4倍になり、そのままでは容量も大きくなります。表示が遅くなると見る前に離れられてしまうので、次の方法で容量を抑えます。
画像に合った形式を選ぶ
- 写真が中心 → JPEG
- 文字・図形・ロゴが中心、背景を透明にしたい → PNG
- サイトに置くなら → WebPも検討する
書き出すときに圧縮する
JPEGは画質の設定を少し下げるだけで、見た目をほとんど変えずに容量を大きく減らせることがあります。PhotoshopやIllustratorの書き出し画面で、プレビューを見ながら画質と容量のバランスを決めましょう。書き出した後に、圧縮ツールでさらに軽くする方法もあります。
色数や細かい模様を減らす
細かい模様やグラデーション、ノイズの多い背景は、容量が大きくなる原因です。背景をシンプルにすると、容量が減るうえに文字も読みやすくなります。
媒体の容量の上限を確かめる
広告媒体には、画像の容量の上限があります(たとえばGoogle広告のレスポンシブ ディスプレイ広告は5,120KBまで、LINE広告は10MBまで)。2倍で作った結果、上限を超えていないか書き出し後に確かめます。
自社サイトでは、画面に合わせて出し分ける
自社サイトにバナーを置く場合は、HTMLの「srcset」という書き方を使うと、通常の画面には1倍の画像、高解像度の画面には2倍の画像と、画面に合わせて読み込む画像を切り替えられます。必要な画面にだけ大きい画像を読み込ませられるので、きれいさと表示の速さを両立できます。
サイトの担当者やコーダーに、1倍と2倍の2つの画像を渡して設定してもらいましょう。
サイトの担当者やコーダーに、1倍と2倍の2つの画像を渡して設定してもらいましょう。
バナーの書き出しも含めて頼むなら
まとめ
- 高解像度の画面では、表示サイズと同じ大きさの画像はぼやけて見えることがある
- 自社サイトや文字の多いバナーは2倍で書き出し、広告は媒体の推奨サイズに合わせる
- 形式の選択・圧縮・シンプルな背景で容量を抑え、媒体の上限を確かめる
- 自社サイトではsrcsetで1倍と2倍を出し分ける
この記事を書いたライター

※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ
調査期間:2020年8月7日~12日
調査方法:インターネット調査
調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名














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