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Photoshopで作る実務バナー:レイヤー設計・書き出し・再利用の型

2026.2.3
Photoshopで作る実務バナー:レイヤー設計・書き出し・再利用の型
プロのデザイナーが使用する定番ツール「Photoshop(フォトショップ)」は、バナー制作においても圧倒的な表現力と自由度を誇ります。ただし、その多機能さゆえに「何から始めればいいのか分からない」「構造がごちゃついて管理できない」と悩む方も少なくありません。

本記事では、「バナー 作成 Photoshop 手順」をテーマに、実務で使える効率的な制作フローを解説します。Photoshop初心者〜中級者向けに、レイヤー設計から書き出し設定、テンプレ化して再利用するまでの“型”を、順を追って紹介します。現場で役立つ整理術と実践テクで、Photoshopの強みを活かした高品質バナーを目指しましょう。

目次

Photoshopバナー制作の準備作業

 Photoshopで効率よくバナーを作成するためには、作業前の設計と素材準備が非常に重要です。場当たり的な操作を避け、スムーズな制作環境を整えることが成功の鍵となります。

カンバスサイズと解像度の設定

 まずはバナーの用途に応じて、**カンバスサイズ(例:300×250px、728×90pxなど)と解像度(基本は72dpi)を適切に設定**します。Web用であればRGBカラーモードを選択し、軽量化も意識します。媒体ごとのガイドラインを事前に確認しておくことで、書き出し後のミスを防げます。

必要素材の整理と読み込み

 写真・ロゴ・アイコン・コピー文などの素材は、**事前にフォルダ分けして整理した状態で読み込むのが鉄則**です。Photoshopは素材管理が煩雑になりがちなので、リンクファイルと埋め込みの使い分け、Smart Objectの活用など、非破壊編集を前提とした準備が求められます。

グリッドとガイドの設置

 バナーの整列と余白をコントロールするには、**Photoshopの「表示」メニューからグリッドやガイドを設定**しましょう。8px/10px単位のグリッドで設計することで、要素のバランスが整いやすくなります。情報が多いバナーこそ、設計の下支えとなるガイドラインが必要不可欠です。

レイヤー構造の設計を意識する

 制作前に、**「背景」「装飾」「画像」「テキスト」「CTA」などのパートごとにレイヤーグループを想定**しておくと、後の修正や再利用が格段にしやすくなります。特に複数サイズやバリエーション展開が必要な案件では、レイヤーの命名・整理が最重要タスクです。

バナー制作の実践ステップと操作手順

 Photoshopでバナーを作成する際は、情報設計からデザイン構築までを段階的に進めることが重要です。ここでは、実務で使える制作フローを工程ごとに紹介します。

構図設計と要素配置

 最初に行うべきは、**バナーの訴求目的を明確にし、レイアウト構成を設計すること**です。注目させたい要素(例:見出し・割引率・CTAボタン)を視線の流れに沿って配置します。Z型やF型などの視線誘導パターンを意識し、情報の優先順位が伝わるレイアウトを心がけましょう。

テキストとフォントの扱い

 Photoshopではテキストの細かい調整が可能なため、**フォント選定・カーニング(文字間)・行間設定を丁寧に整えることで見栄えが大きく向上**します。バナーではゴシック系フォント(Noto Sans、ヒラギノ角ゴなど)を使い、見出しと本文でウェイト差を付けると読みやすくなります。

画像の配置とトリミング

 画像素材は「配置」コマンドで**スマートオブジェクトとして読み込み、非破壊で拡大縮小できる状態にしておく**ことが推奨されます。また、画像が主役になるバナーでは、構図や焦点に合わせてトリミングし、見せたい部分が隠れないように注意します。彩度や明るさの微調整も忘れずに。

装飾・背景・シャドウ効果

 背景が写真の場合は、**テキストが読みやすくなるように「オーバーレイ」や「グラデーションマスク」を重ねて調整**します。要素に軽くシャドウをつけることで、立体感と視認性が向上します。ただし、過剰な装飾は情報を埋もれさせる原因になるため、装飾は最小限で「機能する美しさ」を意識しましょう。

レイヤー設計と編集効率の最適化

 Photoshopでのバナー制作を効率よく、再編集可能な形で進めるには、レイヤーの設計が非常に重要です。ここでは実務で使えるレイヤー整理術を解説します。

レイヤーグループで構造を整理

 レイヤーは**要素ごとに「グループ化(Ctrl+G)」して分類し、階層的に整理**しましょう。たとえば「背景」「装飾」「メイン画像」「見出し」「ボタン」などに分けておくと、修正時に目的のパーツへすぐアクセスできます。初期段階からグループ化を意識することが、時短と再利用性のカギとなります。

スマートオブジェクト活用で非破壊編集

 画像・装飾などは**スマートオブジェクトとして配置することで、画質を損なわずにスケール調整・フィルター加工が可能**になります。また、複数バナーに共通する要素(ロゴ、ボタン等)をスマートオブジェクト化すれば、一括差し替えも簡単に行えます。将来の変更を見据えた設計です。

命名規則とレイヤーカラーの活用

 レイヤー名は**具体的に記載(例:btn_CTA、img_main、txt_title)し、レイヤーに色を付けて視認性を高める**と、編集効率が一気に向上します。特に複数人での共同作業では、命名と色分けが作業の混乱を防ぎます。後工程(レビュー・修正依頼)でも大きな効果を発揮します。

調整レイヤーで色味を一元管理

 色調補正を直接画像に加えるのではなく、**「トーンカーブ」「明るさ・コントラスト」などは調整レイヤーを使って重ねる**のがPhotoshopの基本です。全体の色味をまとめて変更できるため、複数バリエーション制作にも適しています。また、各要素へのマスク処理も併用すると、柔軟な仕上げが可能です。

書き出しと再利用を前提とした設計

 Photoshopで作成したバナーは「一度きり」ではなく、媒体ごとの展開や再利用、サイズ変更にも耐えられるように設計する必要があります。ここでは書き出し・再活用に強い設計のポイントを解説します。

Web用に最適化された書き出し設定

 バナーは基本的に**「書き出し形式(Ctrl+Alt+Shift+W)」を使い、JPGまたはPNG形式で保存**します。背景透過が必要な場合はPNG、写真主体で軽量化を優先する場合はJPGを選択します。「画質80%以上、sRGBカラー」に設定すれば、表示品質と軽さのバランスが取れます。用途に応じてWebPなども検討しましょう。

媒体・デバイス別サイズ展開

 一つのバナーを複数媒体に展開するには、**元のPSDを“マスターデータ”として残しておくことが前提**です。複製→サイズ変更→要素調整の流れで、336×280、468×60、160×600など媒体に合わせた横長・縦長バナーに展開可能です。スマホ・PC両対応のレイアウト構成を初期から意識しましょう。

テンプレート化して他案件に応用

 構造やスタイルが整ったPSDファイルは、**フォントや画像、配色だけを差し替えることで他案件にも流用可能**です。特に広告運用ではキャンペーンごとにバナーを量産する必要があるため、テンプレ化は大きな時短になります。命名・レイヤー整理ができていれば、他メンバーにも共有しやすくなります。

書き出し後の表示チェックと調整

 バナーを書き出した後は、**実際の表示サイズ・背景との相性・スマホ画面での見え方などを必ず確認**しましょう。細かい部分で「文字が潰れる」「ボタンが小さい」といった問題が起きがちです。確認後の微調整を前提とした工程管理が、実務では非常に重要です。
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まとめ

Photoshopは、自由度と表現力に優れたバナー制作ツールですが、その強みを活かすには工程設計とレイヤー管理がカギとなります。構成・整列・調整・書き出しまでの流れを型化することで、再利用性と品質の高いバナーが実現します。本記事の手順を参考に、実務でも通用するPhotoshopバナー設計をマスターしましょう。
この記事を書いたライター
バナー制作に特化したデザイン会社(バナー制作実績)。累計では数千本のバナーデザインを手掛けております。Instagram・X(旧Twitter)・LINE・GDN・YDN・アフィリエイト等、広告用のバナー制作を幅広くご対応可能です。

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    ※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 
    調査期間:2020年8月7日~12日
    調査方法:インターネット調査 
    調査概要:デザイン制作会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
    調査対象:全国の20代~50代の男女 1052名

     
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